過去にやってみた、資金ゼロでできるものその①
仕入れ値はゼロです。なぜなら、裏山から、ジャンジャン出てくるから!と言っても、うちはど田舎に有る訳じゃなく、東京都内に住んでいますので、ちょっと離れた農家の裏山でカブトムシが取れるので、それを採取して、ネットで売ろうという魂胆です。
昔話ですが、自分が小学生の頃、学校帰りの道端で夏になると、見知らぬおじさんがカブトムシを売っていました。(その頃から、カブトムシがとれるような地域じゃなかったので、レアモノでした)たぶん、誰も買っていなかったけど、あのおじさんも仕入れ値ゼロ円でやっていたのかな?
今と違って、恐らく海外産カブトムシは無かったような気がします。それに、小学校にはお金を持っていけない?というか、お金を持って行くなんて、概念すら無かった気がしますが。なので、帰り道に物珍しさに覗いていただけだと思います。
もしかしたら、家に帰って、親に話しをしたり、お小遣いを持って、買いに行ったやつがいるのかもしれませんが、どのくらい売れたんでしょうか?今では、ホームセンターや、スーパーマーケットでカブトムシが売っている時代になりましたが、やはり親と一緒の子どもを狙った方がいいので、お店の方がいいですよね。
計画①
どうやって売るか?→ネットで売る!
売り方は何も考えずに、まずはネットで売ろうと思いました。そこで、ヤフオク!とBASEで販売しようと思いました。ヤフオク!のアカウントはありましたが、BASEのアカウントは無かったので、初めて作ってみました。
BASEは規約違反でした!
なので、登録から数日後、運営の方から、警告が来ました。カブトムシと一緒に、枯れ葉や、朽木なんかも売ろうと思ったので、そちらは大丈夫そうでしたが、「カブトムシで一儲け!」という大前提だったので、お詫びをして、アカウントを削除して終了しました。
どうやって、送るか?→大問題が発生!
ヤフオク!での販売は規約を確認するまでもなく、いろんな方がやっていたので、出来ました!なのですが、発送の方法に問題がありました。まずは、入れ物。カブトムシは思った以上に、力があるので、簡単な梱包だと抜け出しますし、ダンボールを噛みちぎる?、破いて、逃亡します。
何度か、発送して分かったことなのですが、かなり厳重にやらなければ、逃亡してしまいます。ただ、死んだ状態で届いているものは無かったようです。そのような場合でも、保証できませんと書いてありましたし、せっかく仕入れ値ゼロなので、多めに入れていたこともあったので、そのような連絡が無かったのかもしれません。
ただし、ヤマト運輸では、規約上、カブトムシなどの昆虫の生体は引受できないというのが、厳密なところのようです。(あまり表にはできないようですが、調べると現場レベルで話しをすれば大丈夫という記事がたくさんあります。)
ゆうパックでは、生体も引き受けてくれるのですが、もちろん保証はありません。ただ、昨年(2017年)の夏はゆうパックのシステムとヤフオク!のシステムに問題があり、ゆうパックの発送が出来ませんでした!
結局、ヤマト運輸さんと話をし、ゆうパックの件も話した上で、死んでしまった場合や、カブトムシが逃げないようにしっかり梱包するなどの話しをした上で発送をしていただきました。
売れんの?→売れまっせー!
確かに、ヤフオク!では売れました!でも、落札をしてくれた人と、自分の想定とは全く異なっておりました。どんな人が買ってくれたでしょうか?
僕は当初、東京や大阪などの都心部の方が買ってくれるんじゃないかと思っていましたが、実際は違いました。北海道や、群馬県、岐阜県などでした。なぜだろう?聞いて見たかったけど、聞けませんでしたが、もしかしたらですが、いわゆるブリーダーの方ではないでしょうか?
どうせ、タダで手に入るものだから、「カブトムシ雄3匹、メス3匹セット」とか、「いっぱい撮れたけど、サイズは小さめのクワガタいっぱい」などの形で販売をしていました。また、「◯◯県産」と書いたありましたので、違う地域のカブトムシの血が欲しかったんじゃないかな?と思います。
結局、いくら儲かった?
儲からなかった…。というか、全部、使っちゃいました。
元手はゼロですが、10,000円くらいの売上にはなりました。そして、送料などもしっかりといただき、売上は10,000円でしたが、まずはお世話になった農家さんへ、お礼ということで、缶ビールを買いました。そして、発送をする梱包資材をどんどんバージョンアップしていき、古いものは結局使わず仕舞い。(不良在庫となりました。)なので、手元には一円も残らず、結局の所、マイナスになりましたが、色々と勉強になりました。今年も、絶対、やろうと思っています。
そして、うまくすれば手元に現金が残るはずなので、しっかりとした計画のもと、行っていきます。
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